2017冬アニメの中間報告
- 2017/03/07
- 03:17
なんか私の職場に「けもふれーけもふれー」って絡んでくるメーンがいたり、ネットのニュースでもこのワードをちらちら見かけたり。世間的にこれ人気なんすか?
けものフレンズプロジェクト|公式サイト
ウィキの「反響」って項を見ると;
けものフレンズ 反響 -wiki
ふうーむって感じ。っても私も好きですよけもフレ。毎週楽しみにしてます。最初は全く期待してなかったし、今でも「すごく面白い!」って力こぶ入る感じでもないんだけど、
「わーなんかたのしーおもしろーい」
というような気分で視聴しております。サーバルの絶妙な(棒)は感染力ありますよね。じわじわ脳みそが侵されてしまう。ゲームっぽいぎこちない動きと、描画密度の低い景観。妙に進行の遅いストーリー。そして絶妙な(棒)。なんでこれが面白いのか分からんのだけど、「なぜ面白いか分からない作品こそが一番面白い説」というのもあるものですし。
なんだけど、今季の私的一番推しはけもフレじゃない。↓こっちだ!
TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』公式サイト
トリガーの、TVアニメとしては5作目。すごく良い。やっぱり良いなトリガー。圧倒的じゃないですか!
トリガー (アニメ制作会社) -wiki
まあ、あまり深夜っぽくない作品なのではありますね。だから世評の行方が気がかりだ。盛り上がって欲しいなあ。
という事でいつもはクールが終わってから見た作品一覧の記事を書くのだけど、今回は例外的に、ちっとは足しになるかと思い、クール半ばでなにします。ってももう3月。クール終盤に入っちゃいました。今季はなるたけ見るのを減らそうと思い、ショート・アニメは無しの10作品。がんばって減らしたけど10作品。いつもとは逆に、自分にとってつまらない順に並べてきます↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト
CMの量とかすごいよね。商売熱心なのは良い事ですっていうか。
私にとってはこれ、地元アニメなんですよ。だから見てる。といっても実際は2話切りしたに等しい扱い。3話からは全編早送りして、ロケーションをチェックするだけ。いやなんせ自宅の近所が出てくるかもなんで。
TVアニメ「ガヴリールドロップアウト」公式サイト
見るのが辛くなるほどつまらないんだけど、委員長の初登場回は良かった。あれが再度あるかと期待して視聴継続中。
あと「性格の悪い女」って良いものですよね。ただし二次元に限る。なの当たり前じゃないですか。それでラフィエル。こいつはひどい。これは流石に笑えない。と思いつつ毎回期待しちゃう。サターニャの耐性が高いから辛うじて見れるのかな。
TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイト
男のキャラデザに、この男。シリーズと似たところがある。
この男子、魔法がお仕事です。 -TVアニメ公式サイト
顔面中央が凹で、目力が無い。BLが描きたい男ってこうなのかどうか、ともかくこの作品の男のキャラデザは面白い。あとACCAの建物がコルビジェ風とか、そんなとこに惹かれて視聴継続中。ストーリー的にはとくにどうとも。OP曲が安っぽくて作品全体の印象を落としてるかな。といってもこれ、いつの時代かの懐メロ風だから、ツボれる人にとっては良い曲なのではありましょう。
TVアニメ「幼女戦記」公式サイト
こんどは第一次大戦っすかあ。みたいな。あまり気乗りしない感じで見始めたんだけど、舞台はいつもどんよりとした曇り空。その雲の描き方に特徴があって面白い。ストーリーも、このとこいくつかあったリアル兵器+ファンタジー系の中では面白い方。だけどちょっと飽きてきた。あとこれのOP曲も、なんか真面目な人が御作法通りをしてみました感がして冷める。
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TVアニメ「小林さんちのメイドラゴン」公式サイト
京アニ+fhána+伊藤真澄。私にとってのオールスターチームって感じの布陣だけど、いかんせん原作がタイプじゃないんで、あまり楽しめないです。OP曲も劇伴も、それがたとえどれほど良かろうとも、つまらない原作を面白くさせてしまう程の影響力はございませぬ残念ながら。でも!今度のfhánaは良いと思う。曲もだけどPVが、今までで一番良い。ようやくちゃんと振付師を雇ったですかね。
fhana 青空のラプソディ -YouTube検索
猫の視点から見た人間模様を描くマンガって、わりと1ジャンルを築いてるじゃないですか。それをドラゴンにしてみたのが「メイドラゴン」かなという気もちょっとする。このストーリー、ぜんぜんつまらないんじゃないですよ。時々ちょっと良いなと思う回もあります。
アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト
たぶん3話切りするだろうなと予想して見始めたのだけど、そしてやはりとくべつ面白くはないのだけど、惰性でだらだら見続けてます。うん、見てるこっちもダメ人間になる作品だ。
AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- 公式サイト
THE・無内容アニメって感じ。ザが付いちゃうよザが。しかしこの空っぽの器にどんだけ面白いものを盛り込めるかだけで勝負する潔い作品、という事にしときましょう。好きか嫌いかで言ったら私は好きです。まあ自分はアキバという街の雰囲気が好きだし馴染みもあるし、だからここが舞台だというだけでワクワク感はある。ただ、回によって当たり外れの差が大きいのが辛い。
「それが声優!」の時になにしたイヤホンズ、まだやってたんですね。今回のメイン3人です。
イヤホンズオフィシャルサイト
OP曲とED曲を2回、イヤホンズが担当してますが、これけっこう良いです。いやこれが「いわゆる良い曲」かと問われたなら全然よかねえよと答えるべきかもだけど、べつに今更、いわゆる良い曲なんて私は求めてないんだよ、という気持ちにさせてもくれる曲。
イヤホンズ AKIBA'S TRIP -YouTube検索
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さてここから先が、今のところの今季ベスト3です。
けものフレンズプロジェクト|公式サイト
先にも書いたように、なんで面白いのかが分からない。いろいろ特徴があるのは皆さまも気付かれてる通りだけど、そういうのがあるから面白いというのでもないような。まあ、のほほんとした表層の背後に悲劇性が潜んでる、そういう二面性がある(ような気にさせられる)。それが次週への期待につながるのかもですね。
うらら迷路帖 公式ホームページ|TBSテレビ
2016春の「あんハピ♪」「三者三葉」、秋の「ステラのまほう」。このところの芳文社きらら系列のアニメは好調。とくに「ステラのまほう」は良かった。ひと頃、きららもうダメかな感もあったので、最近の佳作連打、これを私は「きららの逆襲」と呼んでおります。
ただ、「がっこうぐらし!」や「NEW GAME!」も併せ、全体に目的追求型ストーリーに傾いてるのはきらららしくないというか、部室でダラダラお茶してるだけで幸せだったあの2009年にはもう戻れないの?的な。とは言えこれぞきららって感じの「三者三葉」は、良いんだけど今更感もあるかなで。
ともかくそれで「うらら迷路帖」。概ねどの回も前半Aパートは他愛のない日常譚。だけど後半Bパートで、少しだけシリアスに寄せる、という構成になってると思いますが、この「少しだけのシリアス」が良いのだな。
存在への問いは、一歩踏み間違えるとオカルトに堕ちる。ここにまず最初の分かれ道がある。それをやんわりと暗示する作品。毎話、なんとなくいつもの調子っぽく話が始まる。ここは以前のきららっぽい。退屈といえば退屈。だけど最後まで見ると、ああ良い話しだったなあと思わせてくれる。これは良いバランスかも。
キャラデザは大塚愛。少しだけのシリアスが効くのは、この人の作画があってのものでもありましょう。色彩もすごい。非現実的な倒錯感と、和服に合う古風さと、きらららしい華やかさ。この三要素が充たされてる。
TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』公式サイト
ED止め絵で暗示されてる話しの流れだと、これ1クールでは収まらなさそげ。2クールものですか?なんなら3クールでも4クールでも、ずっと続けてください。
2話までの時点ではわりと明確な目的追求型ストーリーのように思われた。トレカが示す予言を順繰りに成就させ、最後にシャリオ再臨、とか。だけどどうも様子が違う。6話とか見ると、安易なご都合主義は排する方針のもよお。その他、現代文明に押されて衰退する魔法文化という背景設定とか、なんかいろいろ妙にリアルに寄せてある。夢を見れない時代の夢物語。どこに向かってるのか予測できない作品。だけどそれが面白い。
昭和アニメへのオマージュがふんだんに盛り込まれてますが、リミテッド的な作画やキャラデザ引用というような事だけでなく、モブの定型台詞を分け口にするテンポの良さとか、そういう点も見てて楽しいです。

けものフレンズプロジェクト|公式サイト
ウィキの「反響」って項を見ると;
けものフレンズ 反響 -wiki
ふうーむって感じ。っても私も好きですよけもフレ。毎週楽しみにしてます。最初は全く期待してなかったし、今でも「すごく面白い!」って力こぶ入る感じでもないんだけど、
「わーなんかたのしーおもしろーい」
というような気分で視聴しております。サーバルの絶妙な(棒)は感染力ありますよね。じわじわ脳みそが侵されてしまう。ゲームっぽいぎこちない動きと、描画密度の低い景観。妙に進行の遅いストーリー。そして絶妙な(棒)。なんでこれが面白いのか分からんのだけど、「なぜ面白いか分からない作品こそが一番面白い説」というのもあるものですし。
なんだけど、今季の私的一番推しはけもフレじゃない。↓こっちだ!
TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』公式サイト
トリガーの、TVアニメとしては5作目。すごく良い。やっぱり良いなトリガー。圧倒的じゃないですか!
トリガー (アニメ制作会社) -wiki
まあ、あまり深夜っぽくない作品なのではありますね。だから世評の行方が気がかりだ。盛り上がって欲しいなあ。
という事でいつもはクールが終わってから見た作品一覧の記事を書くのだけど、今回は例外的に、ちっとは足しになるかと思い、クール半ばでなにします。ってももう3月。クール終盤に入っちゃいました。今季はなるたけ見るのを減らそうと思い、ショート・アニメは無しの10作品。がんばって減らしたけど10作品。いつもとは逆に、自分にとってつまらない順に並べてきます↓
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BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト
CMの量とかすごいよね。商売熱心なのは良い事ですっていうか。
私にとってはこれ、地元アニメなんですよ。だから見てる。といっても実際は2話切りしたに等しい扱い。3話からは全編早送りして、ロケーションをチェックするだけ。いやなんせ自宅の近所が出てくるかもなんで。
TVアニメ「ガヴリールドロップアウト」公式サイト
見るのが辛くなるほどつまらないんだけど、委員長の初登場回は良かった。あれが再度あるかと期待して視聴継続中。
あと「性格の悪い女」って良いものですよね。ただし二次元に限る。なの当たり前じゃないですか。それでラフィエル。こいつはひどい。これは流石に笑えない。と思いつつ毎回期待しちゃう。サターニャの耐性が高いから辛うじて見れるのかな。
TVアニメ『ACCA13区監察課』公式サイト
男のキャラデザに、この男。シリーズと似たところがある。
この男子、魔法がお仕事です。 -TVアニメ公式サイト
顔面中央が凹で、目力が無い。BLが描きたい男ってこうなのかどうか、ともかくこの作品の男のキャラデザは面白い。あとACCAの建物がコルビジェ風とか、そんなとこに惹かれて視聴継続中。ストーリー的にはとくにどうとも。OP曲が安っぽくて作品全体の印象を落としてるかな。といってもこれ、いつの時代かの懐メロ風だから、ツボれる人にとっては良い曲なのではありましょう。
TVアニメ「幼女戦記」公式サイト
こんどは第一次大戦っすかあ。みたいな。あまり気乗りしない感じで見始めたんだけど、舞台はいつもどんよりとした曇り空。その雲の描き方に特徴があって面白い。ストーリーも、このとこいくつかあったリアル兵器+ファンタジー系の中では面白い方。だけどちょっと飽きてきた。あとこれのOP曲も、なんか真面目な人が御作法通りをしてみました感がして冷める。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TVアニメ「小林さんちのメイドラゴン」公式サイト
京アニ+fhána+伊藤真澄。私にとってのオールスターチームって感じの布陣だけど、いかんせん原作がタイプじゃないんで、あまり楽しめないです。OP曲も劇伴も、それがたとえどれほど良かろうとも、つまらない原作を面白くさせてしまう程の影響力はございませぬ残念ながら。でも!今度のfhánaは良いと思う。曲もだけどPVが、今までで一番良い。ようやくちゃんと振付師を雇ったですかね。
fhana 青空のラプソディ -YouTube検索
猫の視点から見た人間模様を描くマンガって、わりと1ジャンルを築いてるじゃないですか。それをドラゴンにしてみたのが「メイドラゴン」かなという気もちょっとする。このストーリー、ぜんぜんつまらないんじゃないですよ。時々ちょっと良いなと思う回もあります。
アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!2』公式サイト
たぶん3話切りするだろうなと予想して見始めたのだけど、そしてやはりとくべつ面白くはないのだけど、惰性でだらだら見続けてます。うん、見てるこっちもダメ人間になる作品だ。
AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- 公式サイト
THE・無内容アニメって感じ。ザが付いちゃうよザが。しかしこの空っぽの器にどんだけ面白いものを盛り込めるかだけで勝負する潔い作品、という事にしときましょう。好きか嫌いかで言ったら私は好きです。まあ自分はアキバという街の雰囲気が好きだし馴染みもあるし、だからここが舞台だというだけでワクワク感はある。ただ、回によって当たり外れの差が大きいのが辛い。
「それが声優!」の時になにしたイヤホンズ、まだやってたんですね。今回のメイン3人です。
イヤホンズオフィシャルサイト
OP曲とED曲を2回、イヤホンズが担当してますが、これけっこう良いです。いやこれが「いわゆる良い曲」かと問われたなら全然よかねえよと答えるべきかもだけど、べつに今更、いわゆる良い曲なんて私は求めてないんだよ、という気持ちにさせてもくれる曲。
イヤホンズ AKIBA'S TRIP -YouTube検索
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてここから先が、今のところの今季ベスト3です。
けものフレンズプロジェクト|公式サイト
先にも書いたように、なんで面白いのかが分からない。いろいろ特徴があるのは皆さまも気付かれてる通りだけど、そういうのがあるから面白いというのでもないような。まあ、のほほんとした表層の背後に悲劇性が潜んでる、そういう二面性がある(ような気にさせられる)。それが次週への期待につながるのかもですね。
うらら迷路帖 公式ホームページ|TBSテレビ
2016春の「あんハピ♪」「三者三葉」、秋の「ステラのまほう」。このところの芳文社きらら系列のアニメは好調。とくに「ステラのまほう」は良かった。ひと頃、きららもうダメかな感もあったので、最近の佳作連打、これを私は「きららの逆襲」と呼んでおります。
ただ、「がっこうぐらし!」や「NEW GAME!」も併せ、全体に目的追求型ストーリーに傾いてるのはきらららしくないというか、部室でダラダラお茶してるだけで幸せだったあの2009年にはもう戻れないの?的な。とは言えこれぞきららって感じの「三者三葉」は、良いんだけど今更感もあるかなで。
ともかくそれで「うらら迷路帖」。概ねどの回も前半Aパートは他愛のない日常譚。だけど後半Bパートで、少しだけシリアスに寄せる、という構成になってると思いますが、この「少しだけのシリアス」が良いのだな。
存在への問いは、一歩踏み間違えるとオカルトに堕ちる。ここにまず最初の分かれ道がある。それをやんわりと暗示する作品。毎話、なんとなくいつもの調子っぽく話が始まる。ここは以前のきららっぽい。退屈といえば退屈。だけど最後まで見ると、ああ良い話しだったなあと思わせてくれる。これは良いバランスかも。
キャラデザは大塚愛。少しだけのシリアスが効くのは、この人の作画があってのものでもありましょう。色彩もすごい。非現実的な倒錯感と、和服に合う古風さと、きらららしい華やかさ。この三要素が充たされてる。
TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』公式サイト
ED止め絵で暗示されてる話しの流れだと、これ1クールでは収まらなさそげ。2クールものですか?なんなら3クールでも4クールでも、ずっと続けてください。
2話までの時点ではわりと明確な目的追求型ストーリーのように思われた。トレカが示す予言を順繰りに成就させ、最後にシャリオ再臨、とか。だけどどうも様子が違う。6話とか見ると、安易なご都合主義は排する方針のもよお。その他、現代文明に押されて衰退する魔法文化という背景設定とか、なんかいろいろ妙にリアルに寄せてある。夢を見れない時代の夢物語。どこに向かってるのか予測できない作品。だけどそれが面白い。
昭和アニメへのオマージュがふんだんに盛り込まれてますが、リミテッド的な作画やキャラデザ引用というような事だけでなく、モブの定型台詞を分け口にするテンポの良さとか、そういう点も見てて楽しいです。

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- テーマ:2017年新作アニメ
- ジャンル:アニメ・コミック
- カテゴリ:雑文(アニメ・コミック・ライトノベル)
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