Maker Faire Tokyoに行きました@2017年8月6日
- 2018/01/02
- 07:39

季節柄とかガン無視の記事ですけども、2017年8月6日にMaker Faire Tokyo 2017というイベントに行ったのでご報告。どういう催しか等は以下のリンク先をご参照ください;
Maker Faire Tokyo 2017 -公式サイト
Maker Faire -wiki
メイカーズムーブメント -wiki
このイベントには自作シンセ等の電子楽器の出品者も多いらしく、だったら私も応募してみようか・・・応募して審査に通れば出品できるシステムなんですけど、そういう事が出来たらいいなと考えてた2016年。しかしその機会を逃した件については以前の記事で書きました。
Maker Faire Tokyo 2016は既に終了したもよお
それで2017年はどうかというと、私のシンセ作りは2016年の夏から休眠状態で、2017年になっても展示できるようなものは何もなし。でもこのMaker Faireというイベントを見てみたい気持は変わらず、なので行ってまいりました。その感想は;
良いところもあれば悪いところもある。
まあそれ、事前にある程度予想してた通りの事ではあるのだけど、「悪いところ」の方を先に書いちゃうと、とりあえず自分がシンセで応募する案は没。Maker Faireは自作楽器を展示するのに適した場ではなかったです。そうかもなとは思ってたけど、実際に行ってみたら思ってた以上にコレナイワーな環境で。でもそれを確認できたのだから行った甲斐はあった。
それともう一つの悪いところは、出品者の大多数がいわゆる技術屋・電気屋と呼ばれる、あるいはそう自称してる類の人種で、私的な好感度はかなり低い人達なのだな。好感度低いというか、できれば関わりになりたくないというか。でも職場の機械装置が壊れたりとか定期メンテの時とか、関わらざるをを得ない機会は少なからず、その回数が重なるほど好感度は下がっていく。まあ機械屋電気屋の全員がアレなのではないし、遠巻きに見物してるだけならイヤな思いもせずにすむだろうと、そう事前に予想して出かけたわけだけど、会場では「出品者にどんどん質問してください」とアナウンスしてる。でまあ自分、うっかり質問してウルトラうざいアレがなにしたという事があって、
実はこの記事、見に行った直後に書きたかったのだけど、そのウザ印象が強いままだと技術屋電気屋へのディスワード満載な作文になりそうで、ちょっと熱を冷ましてからにしようと思ってたら秋になり冬になり年を越し、なんでかこうして今頃書いてる次第。いやま自分、けっこう多くの出品者に少しづつ質問して、概ね半分はフレンドリー、残り半分はコミュ障気味だけど悪意はなし、という対応で、ただごく一部、私が最も嫌ういかにもな技術屋電気屋タイプの仁がいて、その印象が悪すぎたって事です。それに一番の落ち度はうっかり話しかけた自分の方にあるのだから、次回もう一度行く機会があれば、その時は本当に遠くから見てるだけにいたしましょう。という事で結論;
1.シンセで応募はしない
2.出品者に話しかけない

会場はビッグサイトの東7・8ホール。入り口付近の様子は↑こんな風・・・って一応撮ったから載せるけど、著しくつまらない写真です。
Maker Faireに行ってみて良かったところ;
これは当然、面白いのをいろいろ見れたって事に尽きます。先に書いたように、私のシンセ作りは2016夏から停止してて、それはつまり工作趣味への関心が弱まってるという事なのでもあります。だから、Maker Faireには前から行こうと思ってたから行くけど、絶対に行きたいという程でもなく、あまり楽しめもしないかもとも思ってたのです実は。
でも行ってみたら楽しかった。とくに印象に残った出品者は以下の通り。作品ではなく工作機械類、個人よりも企業の出品の方が多いです。
INCAMS MIERUNDES -販売サイト
丁稚どんの眼鏡みたいフレームにLEDがびっしり埋め込まれてる、工作用の眼鏡。レンズは付いてない、フレームだけ。リングストロボ的に対象を照らす。老眼者にとってはありがたい。アイデアがストレート過ぎて一般企業ならまず製品化しないであろうものだけど、これ掛けて工作してるとこを動画に撮ってYoutubeにうっぴーし、外人さん達を困惑させたい気持ちが生じます。ブーツィー・コリンズみたいなものと考えればべつに普通かな。と思ったら既にうpされてたのでリンク貼っておきます。
MIERUNDES -youtube
うむ、まるでブーツィー様のやうだ。
Brother 刺繍ミシン -公式サイト
パソコンで作った画像データを刺繍してくれるというマシン。これがなんと既にレンタルスペース、工作カフェ等に導入済みだそう。試してみたい。
株式会社ラヤマパック -出展者紹介
株式会社ラヤマパック
プラスチック板の加熱曲げ加工って、出来たらいいなな事ですよね。中には掃除機を利用した吸引装置で三次曲面にチャレンジするアマチュア工作家さんもいる。あまり上手くはいかないみたいですけど。でまあ↑みたいな装置の出番と。
このブースにはけっこう多くの人が集まってました。
タカハ機工 -出展者紹介
ソレノイドメーカーのタカハ機工 -公式サイト
私的にはとくに、あるいはまるで、使い道のない装置だけど、展示は面白かった。シュールかつスチームパンク。マンガ「ソレノイド探偵団」という冊子も配られ、なんか胸熱。
肝心のシンセ類の方では、
奇楽堂&Company
この出品者さんがHoneycombBell Blockというのを展示してました。

ボタン・アコーディオン式の鍵盤を使ってみたいという件については、過去に何度か書きました。
ミュゼット系ボタン鍵盤について
相対音感のための鍵盤楽器
自作するならどうすべいとか思ってたけど、既に実現されてる例がある事を知れて良かったです。私の脳内にある形態とは違うけど、これを元に改造すればいけるかも。
大手企業の方では、
ヤマハ -出展者紹介
昔のソロバンのケースみたいのに入ってる薄っぺたいMIDIキーボード、たぶん試作品。それが面白かった。
株式会社コルグ / littleBits -出展者紹介
コルグのブースにはいろいろ展示されてたんだけど、
Korg Nutube
↑こんなのあるなんて知らなかったよ。まあ自分、情報集めとかには熱心じゃないんで。だからこそこういうイベントに、たまには行ってみるべきなのだな。それと↓の本、
これの宣伝もしてました。私は既に読んだので後日レビューします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビッグサイトの東ホールから表に出ると海。

私の2017年は自宅と職場を往復するだけの日々で、山手線圏外に出たのは、下手するとこの日だけだったかもくらいの勢い。でまあ夏っぽい写真を撮りたいと思って。あまり夏っぽくないかもだけど、これが私の2017年の夏の唯一のめもりー。なんだかんだ言ってMaker Faire、行って良かったです。でも来年は、同じビッグサイトでも電子工作系ではなく手芸・工作系のがあるみたいだから、そっちに行ってみようかな。
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